はじめに
先日、新しいMacBook Air (Apple M4, 2025)を購入しました。これに伴い、以前のMacBook Air (Apple M2, 2022)から環境を移行する必要がありました。この記事では、その際に行った環境設定やインストールしたソフトウェアについて備忘録としてまとめます。
環境移行の概要
今回の環境移行は、以下の手順で行いました。
- 古いMacBook Airのバックアップを作成
- 新しいMacBook Airの初期設定
- 必要なソフトウェアのインストール
- データの移行と設定の復元
バックアップの作成
いつも通り、Time Machineバックアップと手動バックアップを組み合わせて行います。今回は新しいPCということもあって、基本的には手動で必要なデータを移行しました(その方が環境が綺麗になるため)。
Time Machineバックアップ
Time Machineを使って、外付けHDDにバックアップを作成します。Time Machineのバックアップは、普通にとると非現実的な時間がかかるので、以下のコマンドで高速化します。
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手動バックアップ
手動バックアップには、以下の物をコピーします。
- /home/ユーザー名/以下の重要なフォルダ
- VSCodeの設定ファイル(latex.json, settings.json)
- ミュージックアプリのライブラリファイル(Music Library.musiclibrary)
ブラウザのブックマークやパスワードは、各ブラウザの同期機能を使って移行しました(Brave)。iCloudも同様に使っています。
新しいMacBook Airの初期設定
新しいMacBook Airを起動し、初期設定を行います。Apple IDでサインインし、基本的な設定を完了させます。macOSの最新バージョンがインストールされていたので、そのまま使用しました。持ち運ぶので位置情報はオンにしています。
必要なソフトウェアのインストール
元のMacBook Airで使用していたソフトウェアを新しいMacにインストールします。基本的にはブラウザとNotion、VSCodeなどです。App StoreからインストールできるものはApp Storeから、それ以外はブラウザからdmgファイルをダウンロードしてインストールします。
Homebrewのインストール
Homebrewをインストールして、パッケージ管理を行います。ターミナルで以下のコマンドを実行します。
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必要なパッケージのインストール
Homebrewを使って、必要なパッケージをインストールします。基本的にはpyenv, rust, wgetなどです。なぜMacにwgetがデフォルトで入っていないのかは謎です。ここでついでにLaTeXも入れます。また、この記事を書くときにいつも使っているImageMagickも入れます。
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その後、pyenvでPythonの環境を整えます。
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VSCodeの設定
基本的には同期すれば設定は復元されますが、拡張機能のインストールがきちんと行われているか確認します。また、settings.jsonやlatex.jsonも手動で復元します。この時ついでにGithub Copilotも有効化しました。
フォントの導入
VSCodeの設定と同時に、必要なフォントもインストールします。今回は以下のフォントを導入しました。
- Source Han Code JP
- Noto Sans JP
- Noto Serif JP
基本的にはVSCode上でのフォントは全てSource Han Code JPに統一しています。リンクはこの記事の最後にまとめておきます。
キーボードの設定
何気に大事なのがキーボード設定です。デフォルトだと¥キーを打ったときにバックスラッシュが出ないようになっています。Macにおいては圧倒的に円マークよりもバックスラッシュの方が使用頻度が高いので、以下の設定を行います。
- システム設定を開く
- キーボード > 入力ソース を選択
- 「日本語 - ローマ字入力」を選択し、「入力ソースのオプション」をクリック
- 「¥キーで入力する文字」を「バックスラッシュ()」に変更
- 入力モードの「英字」にチェックを入れる
- 入力ソースから「ABC」を削除する
ポイントとして、英語キーボードを使う場合はABCを使うのではなく、「日本語 - ローマ字入力」のまま英字モードに切り替えて使うのが良いです。これで¥キーを押したときにバックスラッシュが出るようになります。
データの移行と設定の復元
手動でバックアップしたデータを新しいMacBook Airにコピーします。特に重要なフォルダや設定ファイルを元の場所に戻します。ミュージックアプリのライブラリも復元し、音楽データが正しく表示されることを確認します。
おわりに
ここまでの内容を見ると、「あれ、意外と大したことない?」と思うかもしれませんが、いかんせん高校3年分+大学3年分のデータ、環境があるので、結構な時間がかかりました。また、今使っていないものは入れないようにしたので、その分別も手間がかかりました。ちなみにまだ完全には終わっておらず、 新しいMacBook Airでの作業環境が整い次第、また新たな記事を書いていきたいと思います。次回作をお楽しみに。
参考にしたサイト
- Macに本気を出させてTime Machineバックアップを高速化するコマンド
- Mac Latex 導入メモ
- 【MacOS】PyenvとvenvでPython環境を構築する
- Source Han Code JP
- Noto Fonts - ここからNoto Sans JPもダウンロード可能です。
- Cover Image by Unsplash
